当院の小児歯科は、虫歯のない健康な歯とお口を目的しております。お子様がずっと健康でいられるよう、お母様と一緒にサポートしていきたいと考えております。
子供のお口は、歯が生えたり生え変わったりとお口腔環境の変化が激しく、その環境によって虫歯のできやすい場所も異なります。気が付いたら大きな虫歯ができていた、などとならないよう、お母様が子供の虫歯になりやすい場所を知っておくことは重要なことです。
そうならないためにも、コミュニケーションを大切に、お口の状態、ご家庭でのケア方法など、丁寧な説明と治療を心がけております。
ご自宅でもケアをしっかり行っていただくために、お母様にはお子様に最適な歯磨き方法・仕上げ磨き方法をご説明いたします。
また、日頃注意すべき生活習慣についてもしっかりご説明いたします。
お子様の年齢、お口に合った歯ブラシ選びもお手伝いいたします。歯ブラシが届きにくい部分をチェックして、しっかり磨ける歯ブラシを使いましょう。
◆歯磨き方法
・歯ブラシを歯の表面にしっかり当てて磨きます。
・強く磨いてはいけません。軽く当てる程度で大丈夫です。
・細かい往復運動で磨きます。大きく動かすと歯を傷つける恐れがあります。
・特に、噛み合わせの面、歯と歯の間、歯茎との境目に注意して磨きます。
◆仕上げ磨き方法
・子供の頭を膝に乗せるなど、子供のお口の中がよく見える状態で磨きます。
・磨きにくいからといって、唇を引っ張らないようにしましょう。
・できるだけ歯茎に歯ブラシが当たらないようにしましょう。
・指に沿って磨いてあげると歯茎に当たりにくいです。
乳児期 | 時々、赤ちゃんの舌に白っぽいカスがたまることがあります。 汚れを落とす際、布をお水やぬるま湯で濡らして拭き取ってください。 |
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生後7~8ヶ月の時期 | 生後7~8ヶ月頃になると、赤ちゃんにはかわいい前歯が生えてきます。歯の汚れは、乳児期同様に布やガーゼで拭き取ってください。 |
生後1年を過ぎた頃 | 生後1年位から歯ブラシを使っていきましょう。 お母さんが磨いてあげてください。 |
3歳を過ぎた時期 | 積極的に自分で磨くようにさせましょう。 もちろん子供はまだまだ磨き方が上手ではありませんので、一緒に磨くのを手伝ってあげましょう。 歯磨き後のチェックもかかせません。 |
5歳を過ぎた時期 | 5歳を過ぎたら、「1日3回」朝・昼・晩の食後に歯磨きをさせましょう。まだ仕上げ磨きのチェックも忘れずに行いましょう。 |
6歳臼歯が生えてくる時期 | この頃になると、強くて大きい6歳臼歯が生えてきます。 この6歳臼歯は食べカスもたまりやすく虫歯になりやすいので、気をつけて磨くようにしましょう。 |
フッ素を歯面にフッ素を塗布することで、虫歯になりにくい歯質を作ります。歯科医師または歯科衛生士が高濃度(9000~9500ppm)のフッ素を歯に塗ります。初期の虫歯の場合、促進された再石灰化により治ることもあります。
もちろん、1回きりのフッ素塗布では長期間の効果を期待することは難しいので、3~4ヶ月に一回、定期検査の際にフッ素塗布を行い、虫歯予防の効果を高めましょう。
フッ素スプレーで、ご家庭でも虫歯予防を行いましょう。
シーラントとは、奥歯の虫歯になりやすい歯の溝にプラスチックを埋め込む治療法で、虫歯の予防に非常に効果的です。もちろん歯を削ることもありません。乳歯はもちろん、永久歯にも効果的です。
しかし、フッ素塗布と同様に、シーラントをしたからといって完璧なわけではありません。定期検査・診断を行い、しっかりと効果が継続しているかどうか、確認していくことが大切です。
小児期の受け口・反対咬合の治療に使用します。
1年程度の期間が必要ですが、就寝時に矯正器具を口腔内に入れるだけですので、針金による矯正治療とは異なり、お子様の負担は非常に少ない治療と言えます。
初めはお口に入れるのを嫌がりますが、慌てずに少しずつお口に入れる練習をして慣らして行きましょう。
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ムーシールド 症例1
※ムーシールドが適応されるのは、唇や舌の筋肉の力が原因となる場合に限られますので、一度ご相談ください。
にこにこ歯科では、予防を行うために、歯ブラシや歯磨き材、フッ素材など様々な歯科グッズをご紹介しております。
キシリトールガムで、おいしく楽しく虫歯予防をしましょう。